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山頭火の片思い展~川棚を愛した放浪俳人の3か月~

2023/05/27

【日時】
2023年5月20日(土)~27日(土) 各日10:00~16:00
※27日のみ川棚温泉まつり開催に合わせて21時まで開館します。

【会場】
下関市川棚温泉交流センター川棚の杜 コルトーホール

【観覧料】
観覧無料

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まっすぐな道でさみしい
いつも一人で赤とんぼ
自由律俳句の巨星・種田山頭火。孤独感に満ちた彼の俳句は、先行きの見えない不安に包まれた現代社会を生きる人々の心に強く訴えかけ、多くの人に愛されている。山頭火は1932年5月から8月までの約3か月を川棚で過ごした。緩やかな丘陵に囲まれた自然と温泉をたいへん気に入り、ここを終生の地にしたいと願った。
花いばら、こゝの土とならうよ
わいてあふれるなかにねてゐる
温泉宿に泊まり、周辺の町を行乞行脚しながら終の棲家を探したが、その願いは叶わず、川棚を去っていった。
けふはおわかれのへちまがぶらり
山頭火はなぜ川棚に魅せられたのか、なぜ安住の地が得られなかったのか。山頭火が川棚滞在中に詠んだ307句から20句あまりを展示、そこに込められた彼の心情を当時の日記や写真を手掛かりに紐解いていく。
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■講演「川棚と山頭火」
豊浦映像クラブ作成の映像資料を鑑賞しながら、山頭火と川棚の関わりについて学びます。
日時:5月20日(土) 13:30~14:45
講師:高岡勲(郷土史家)、沖田英樹(豊浦映像クラブ会長)
※ご予約なくご参加いただけますが、席数には限りがありますのでご了承ください。

■展示「第18回山頭火俳句コンテスト」
開催期間中、第18回山頭火俳句コンテストの応募作品を同時展示します。27日には受賞作品の表彰と講評を行います。
日時:5月27日(土) 13:30~14:30
講評:倉本昭(審査委員長/梅光学院大学教授)

【主催・お問合せ】
川棚温泉まちづくり株式会社 TEL. 083-774-3855

【共催】
下関市

【企画・運営協力】
川棚温泉観光ボランティアガイドの会

【後援】
下関市教育委員会、豊浦町観光協会、川棚温泉観光協会、山口新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社

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