川棚の杜

2013年4月17日 

特別展「若嶋座の栄光と伝統展」

若嶋座は、豊浦町川棚高砂を拠点として江戸時代中期の寛永年間(1748-1790)から昭和45年(1970)の本解散まで約200年間にわたって常設の芝居小屋を持たずに演劇活動を続けた歌舞伎一座です。

藩に願い出て,願成就芝居(天下泰平や五穀豊穣・豊漁を願い感謝する神事)をする許しを得たり、藩主の要望に応え御前芝居を行っていました。

特に長府毛利藩主八代匡敬は若嶋座をひいきにしており、若嶋座を御前座と名付け「長州 長府 御前座 座本 若嶋梅三郎」と書かれた板額を賜ったといいます。

本展では豊浦文化協会さんの主催で大正から昭和初期にかけて活躍された中村喜鴈さんの免状や楽屋暖簾、小道具、写真などの貴重な品々を展示いたします。

 

 

 

 

 

第1展示室

主催:豊浦文化協会

期間:2013年4月17日~5月14日

入場料:無料

開館時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)

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