川棚の杜

2014年7月11日 

川棚の杜ジャズ 国貞雅子&大石学

photo : Koji Hamabe

 

「素敵な大人たちのための贅沢な音時間」をテーマにした新シリーズ「Live Bar in Cortot Hall」の第1回目。
この日は、カフェ・コルトーでワイン、ビール、日本酒などのアルコール類も販売し、お客様には演奏中もホール内でお飲みいただきながらほろ酔い気分でリラックスして音楽を楽しんでいただきました。

東京の第一線で活躍する下関出身の2人による、ジャズデュオです。ピアニストの大石学さんは下関西高校出身、ボーカルの国貞雅子さんは長府高校出身。ベテランピアニスト大石さんの繊細かつダイナミックなピアノに支えられ、才能あふれる国貞さんが自由に歌い、情感たっぷりの魂ふるえる歌に、満場のお客様とステージが一つになる感動の一夜となりました。

アーティスト
piano 大石 学 Manabu Ohishi

1963年 横浜生まれ。ヤマハ ネム音楽院卒業後、プロとしての活動をはじめる。1997年に米木康志(b)と日野元彦(ds)で「Tears Rained Down」をリリース。2001年に「Quiet Lovers」リリース。その後、イーストワークス・エンターティメントからトリオ、ソロで7作品をリリース。2007年2008年にロシアのサンクト・ペテルブルクに親善大使としてコンサート、ジャズフェステバルに中本マリと出演。2010年から、澤野工房でフランス録音の「Wish」「Water Mirror」「Gift」「ETERNAL」をリリース。2013年4月26日 澤野工房よりフランス録音の「ETERNAL」発売。ブルース、ソウルをルーツとしながらも、洗練されたジャズのスイングを感じさせる卓越したセンス。ヴォーカリストを力強く支え、メロディに新たな魅力を与えるアレンジャー&ピアニストとしての長年の活動がじっくりと醸成させた本物のテクニックは、耳の肥えた音楽ファンはもちろんアーティストからも絶大な支持を得ている。様々なジャンルの音楽のエッセンスを吸収した彼の指先がうみだすものは、誰もが心にイメージする「理想の旋律」。その透明感溢れるピアニッシモのタッチには、人の心に熱い感情のうねりを巻き起こすダイナミズムが秘められている。

アーティスト
vocal 国貞 雅子 Masako Kunisada

下関市出身。音楽好きの母の影響で幼少の頃よりミュージカル、タンゴ、クラッシックと様々な生の音楽に触れる。ゴスペルミュージックを学ぶ為アメリカに留学。

ニューヨーク ハーレムの教会で多くのゴスペルシンガーを育てるグレゴリー・ホプキンスに師事。ニューオーリンズでのパフォーマンスは地元のオーディエンスから大絶賛を受ける。帰国後東京へ活動拠点を遷す。多くのトップミュージシャン達と共演し、ジャズ、ゴスペルをはじめ、R&B、ポップス等様々なジャンルに対応出来るヴォーカリストとして高い評価を得ている。2012年8月14日、1stアルバム「Wonderful life」をリリース。

このアルバムの12曲目オリジナル曲「I'm movin' on」がBS-TBS女子バレーワールドグランプリのテーマ曲に選出。ジャズ評論家 岩浪洋三氏より、「歌唱力抜群の大型新進歌手が現れた」との絶賛を受ける。近年は日本語のオリジナル制作、日本の楽曲を取り上げる等活動の幅を広げている。

日時 2014年7月11日(金)18:30開演(18:00開場)
主催 川棚温泉まちづくり株式会社
後援 豊浦町観光協会、川棚温泉観光協会

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